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電撃April Fool掲載
『デュラララ!!×♂ もしも平和島静雄と折原臨也が仲良しだったら』

腐れ縁で犬猿の仲の二人の男達。その実情とは――!?










平和島静雄と折原臨也。


憎しみと愛は表裏一体のコインのよう―、とどこかの哲学者は言っていた。
この一線を越えると、憎しみと愛はメビウスの環のように重なり合い、
両面一体の意味を失ってしまう。
―ちょうど、彼らの体が繋がっているように。

絡み合う四肢と髪と素肌。巨大なウロボロスが自分の尾を食すように、
この時点で彼らは情欲だけに突き動かされる死体のような様となっていた。

ウロボロスは宇宙の魂である。
その姿が世界の間逆にとけこむなら、今の静雄と臨也はその新しい象徴となりえるだろう。




身体をつなげてから、まだ数分も経ってなかった。

しかし、彼らの息は、すでに荒く重いものとなっていた。
静雄はサングラスをつけたままで、そして臨也は静雄の暑い息が顔にかかるのを感じていた。
次の瞬間、静雄の硬いモノが臨也の細く白い身体を貫いた。

「・・・あっ!・・・」

身体が硬くなっていくのを感じるたびに、臨也はわずかに喘いだ。
一方、静雄は臨也の反応を楽しむかのようにほくそ笑む―ほくそ笑んで、にやついて、そして声を出して嗤った。
2,3回突くと、静雄のサングラス越しの頬に朱が浮かび上がった。

「くっ・・・シズちゃんっ・・・あっ、・・・こういう時くらい・・・ああっ・・・、そのサングラス、っ・・・外せ、ば・・・?」

突かれる度にあえぎ声が漏れてしまうというのに、臨也はその作り笑いを崩さずにいた。

「ははっ・・・やり方が汚いね、シズちゃん。いくら俺がいいからって、いつも最後には俺をこんな風に肉体的に押し倒して・・・・」
「・・・・」

静雄は黙ったままだった。しかし、サングラス越しの彼の瞳はわずかに微笑んでいた。
次の瞬間、静雄の勃起したものが穢れた情欲とともに中を突き上げた。

「くそっ・・・シズ・・ちゃん・・・」

臨也は自分の熱い液が放たれたのをわずかに感じた。
その生命の源ともいえる滴の残りは、静雄の顔にかかった。

舌の先で、唇についた精液を舐めたかと思うと、静雄は残酷に微笑んだ。

「もうイっちまったのか?けど、楽しみはまだこれからだぜ」











「ああっ、そこでアッパーか。臨也さん、じかに食らったわけでもないのに鼻血出してる」
「ああ、けど2,3回目だからな。・・・しかし臨也はさっき以外の攻撃はよく避けてたな」

短い午後の池袋の非日常だった。
いつもどおり、静雄と臨也は偶然立ち会った。そしてまたいつもどおり殺し合い始めたのである。

門田、遊馬崎、狩沢はそれで立ち止まった。

「でも静雄さんがコブラツイストから始めるなんて、珍しいッスね」
「あいつ、俺が思った以上にプロレス好きみたいだな・・・」

門田と遊馬崎がそんな会話を交わしてる間、
狩沢は一言もしゃべらずに静雄と臨也の動きを見つめていた。

「どうしたんスか、狩沢さん?ずっと静かだけど。」

「喉の奥で出されても、臨也はそれを吐き出さず、飲み干した。吐き出すという行為は静雄の目の前で弱みをさらけ出すことであり・・・」

「狩沢さん?狩沢さん?ちょっと」

「・・・熱い液体が喉に放たれる。その独特のにおいが臨也の嗅覚を刺激してる様に、静雄の穢れた欲望はそそられ・・・」

「ちょっと待ってくださいよ狩沢さん!」

「あ、どうしたのゆまっち、私今すっごいいいの思い浮かんでたんだけど」

そういう狩沢は明らかにいい妄想を邪魔されたという顔をしていた。
遊馬崎は憮然とした表情で狩沢を見た。

「なんっすか?‘すっごいいいの’って。それに狩沢さん、さっきから何してたんスか」

「ええ?だから私流に、シズシズといざやんの行動実況してたのよ。まあ最初は頭の中だけでだったけど、つい口に出ちゃって・・・」

狩沢は、失敗したかのように頭を振った。
遊馬崎は、狩沢がこれ以上吐き気をよもおすことを言う前に自分の口を押さえた。







同じ瞬間に、臨也はナイフを取り出し静雄の腹へと切り付ける―

「・・・どうしてナイフで切りつけられても腹部が無事なのさ?」
「それは・・・てめぇが弱いからだよぃいいざぁああやぁああくううううん!」

「臨也はなるべくその雫が滴るものを喉の奥に押し込もうとしていた。しかし、慣れてないからなのか、もっと奥まで押し込むことは不可能に・・・」

「気持ち悪いッスから!やめてくださいよ!」

その会話を聞いていたのかいなかったのか、門田はまずこの殺し合いを止めようと決めたようだった
注意深く、ナイフと拳が飛び交う中に行く―
狩沢がそんな姿を見てできることといえば、
叫ぶことだった

「きゃああ!三つ巴?すごいわ、ゆまっち、男が三人いたら三つ巴以外に考えられないでしょ!?いざやんはシズシズが好きで、でもシズシズはドタチンが好きで、でもドタチンはいざやんが好き!やばいわ、これ三つ巴ウロボロスじゃない!」

「なんでそうリアルに知ってる男性でそんな妄想できるんスか!理解できませんよ!」

偶然その会話を聞いていたセルティは、重い足取りで家に帰った。
ひどく憔悴したようにベッドに沈み込むと、彼女は新羅にPDAを見せる―

[人間・・・人間って怖い・・・]

新羅がセルティの肩が震えてるのを見て、泣いてるのだと気付いた。

めでたしめでたし